唐津市の沖合で去年、水上バイクによる死亡事故が起きたことを受け、唐津海上保安部は水上バイクの正しい服装や安全な乗り方を呼びかける実演会を開き、本格的な海水浴シーズンに向けて注意喚起を行いました。
唐津市七ツ釜の沖合では、去年9月、水上バイク2台が転覆する事故があり、乗っていた4人のうち男女2人が亡くなりました。
この事故を受けて、唐津海上保安部は4日、唐津市二夕子の船着き場で、正しい服装や安全な乗り方を説明する報道向けの実演会を開き、海保の職員のほか海の事故防止に取り組む地元のNPOなどから11人が参加しました。
この中で、服装については、水上バイクが転覆した時の衝撃から体を守るため、肌の露出が多いものは避けてウエットスーツを着用し、救命胴衣も身につけるよう説明していました。
NPOの職員による水上バイクの実演では、アクセルを握って数秒で100キロ近い速度が出ることや、急な旋回が可能になっていることなどを紹介し、無理のない安全な乗船を呼びかけていました。
運転席の後ろに乗った海上保安部の職員は「爽快感があって楽しかったが、思った以上に顔に風がきて、ゴーグルは必需品だと感じた」と話していました。
唐津海上保安部の松尾真一郎次長は「水上オートバイで怪我をする人の大半は後ろに乗っている人で、急な旋回や発進で振り落とされる。一つ間違えると大事故に繋がりかねないので安全な遊び方を知ってほしい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 水上バイク死亡事故受け安全な乗り方を呼びかける実演会 唐津 - nhk.or.jp )
https://ift.tt/sahjpEN
No comments:
Post a Comment