山口県警察本部とＮＴＴ西日本が特殊詐欺の被害防止などに連携して取り組むことになり、１１日、協定の締結式が行われました。
県警察本部で行われた締結式では、阿久津正好本部長とＮＴＴ西日本山口支店の西一仁支店長が協定書に署名しました。
このあと阿久津本部長が、「安心安全で暮らせる山口県の実現に向けてお互いに手を取り合って積極的に取り組みたい」と意気込みを語りました。
協定には県内の事業所にある１４０台の業務用車両で、子どもたちの見守り活動や事件・事故の通報に協力することや、特殊詐欺の被害防止に向け広報活動などを強化するといった５つの重点項目が盛り込まれています。
ＮＴＴでは、かかってきた相手の電話番号を表示する「ナンバー・ディスプレイ」のサービスや通話記録から詐欺の疑いがあるかどうかをＡＩで判断して家族などに通知するサービスを提供しています。
ＮＴＴ西日本山口支店事業推進室担当課長の西川啓二郎さんは、「情報通信技術やＡＩを活用して警察としっかり連携していきたい」と話していました。
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