▽クイーンズクライマックス▽31日▽最終日▽優勝戦
逆転で味わった悔しさは優勝で笑顔に変える。平山智加はトライアル3回戦12R、BSで中村桃佳との2番手争いをしていたが、2Mで長嶋万記の技ありターンに屈して3番手に後退。3着に「逆転されたのは反省ですね。競ったら住之江特有の乗りづらさがあるので、用心して乗っていました」と振り返った。
悔しいレースとなったが、3年連続6回目の6強入りを決め「ファイナルに乗ることが目標だったので良かった」とホッと一息。乗り心地の課題があるとはいえ、「出足はしっかりグリップしている。真ん中くらいで上位ではないですけど、行き足、回り足を中心に納得はしています」と及第点の付く出来になっているようす。4号艇で迎える決戦に向けては「ペラで微調整して、いいところで行ければ。伸びを付けるとか、そういう調整はできないので私らしい感じで行きたい」と現状の特長を残しながらベースアップを図る。
現在の女子ボート界は遠藤エミや守屋美穂の台頭もあるが、平山はそれ以前から女子レーサーを引っ張ってきた存在だった。G1は13年の尼崎60周年記念を含む3V。「心を込めて」は一走一走を常に全力で走る平山を代表する言葉だ。「何があるかは分からないので最後まで諦めず調整をして、展開があれば突きたい」。史上2人目となるクイーンズクライマックス2勝目へ、『心を込めて』優勝だけを狙う。
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