5月6日、東京ドームでプロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)に挑戦するWBC世界同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)が、注目の前日計量を1発クリアした。5日、都内のホテルで行われた前日計量に井上とともに出席し、リミット(55・3キロ)内で1発パスした。
井上はリミット(55・3キロ)よりも100グラム少ない55・2キロ、ネリは500グラム少ない54・8キロでそれぞれクリアした。
今回はWBC独自ルールとなる事前計量の状況が公表され、両者ともに試合の30日前にリミットの10%、14日前に5%、7日前に3%以内を上限に定めている体重をクリアしていた。
18年3月、WBC世界バンタム級王者として計量での大幅な体重超過によって王座を剥奪。1回目でリミット(53・5キロ)を2・3キロ、約2時間後の再計量も1・3キロ超過していた。また19年11月のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBC同級挑戦者決定戦の前日計量でも体重超過し、試合中止となった過去もあるが、今回はネリ本人と陣営の取り組みが実を結んだ形となった。
ネリを指名挑戦者に選んだWBCは体重超過による試合中止や急激な減量による選手の体調不良を未然に防ぐため、体重管理を強化。試合の30日前にリミットの10%、14日前に5%、7日前に3%以内を上限に定めている。ネリは今回の7日前計量で124・7ポンド(約56・56キロ)を計測してクリア。リミットまで残り約1・26キロまで迫っていた。4日の公式会見でも「もう体重はリミットの中にあり問題ない」と自信を示していた。
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