SAGA2024 国スポ・全障スポ
「視覚障害者の野球」と呼ばれ、全国障害者スポーツ大会(全障スポ)の正式競技となっているグランドソフトボールの審判員講習会が4日、佐賀市の県立盲学校で開かれた。今秋開かれる全障スポの佐賀大会に向け、参加者は基本的な審判の動きを学び、動いているボールを全盲の選手が捕球すればゴロでもアウトになるなど特徴的なルールを確認した。
グランドソフトボールは視覚障害のある選手が1チーム10人でプレーする。基本のルールはソフトボールと同じで、ハンドボールほどの大きさのボールを使い、音を頼りに打撃や守備を行う。講習会は県グランドソフトボール協会が開き、野球やソフトボールなどで審判経験がある20人が参加した。
参加者は座学で審判の動きを学習した後、大会に出場する選手と実際に試合をしながらルールを確認。安全なプレーの進行を意識しながら、ひときわ大きな声で「アウト」「セーフ」と宣言していた。同協会競技部長で県チームの監督も務める花岡武一さん(79)は「今後の講習会やプレ大会で知識を共有し、本番では選手たちが安心してプレーできるようにしっかり準備したい」と話した。
全障スポの同競技は10月26、27の両日、白石町総合運動場で開かれる。(蒲原隆寛)
からの記事と詳細 ( グランドソフトボール審判講習会 安全なプレーの進行意識 SAGA2024 国スポ・全障スポ | まちの話題,スポーツ | 佐賀 ... - 佐賀新聞 )
https://ift.tt/Tg9y4cJ
No comments:
Post a Comment