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Monday, February 5, 2024

大谷翔平、3・20開幕戦出場へキャンプでクリアすべき課題とは - スポーツ報知

 ドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)が9日(日本時間10日)にキャンプインを迎える。3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦出場に自信を見せる昨季ア・リーグMVP男だが、それを実現させるためにキャンプ中にクリアすべき課題とは。またドジャース・山本、カブス・今永、パドレス・松井、レイズ・上沢と4人の初挑戦組を含めた日本人所属チームのキャンプ日程や春の見どころをまとめた。

 今春のキャンプも、日本人メジャーリーガー最大の注目は大谷だ。10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)のメガ契約でドジャース入り。打者専念が濃厚な今季もMVPとなれば、史上2人目の両リーグMVPで、リーグをまたいでの2年連続受賞は史上初の快挙となる。

 日本にとどまらず、世界中の野球ファンから熱い視線を浴びる。今キャンプの焦点は、開幕に間に合うか、だろう。昨年9月に右肘手術を受けており、3月20日に韓国・ソウルで行われる開幕戦出場は確定的ではない。本人はリハビリが順調に進んでいることを強調し「このスケジュールでいけば間に合うかなと思います」と出場へ意欲を示している。

 すでにティー打撃などを再開。キャンプ序盤でマシン打撃やフリー打撃も解禁するとみられる。場合によってはオープン戦出場が開幕直前になる可能性もあるが、問題ないだろう。18年10月に右肘手術を受けたが、19年はマイナー戦を含めて対外試合に出場せずに、5月にいきなりメジャーの試合に出場。昨季もオープン戦は打者ではアリゾナで2試合、京セラDで2試合の出場のみで、WBC初戦を迎えた。3月に入った段階でライブBPなど実戦形式で打席に立つことができれば、十分に開幕には間に合うはずだ。

 初出場が5月7日だった19年と比較しても、手術日は2週間ほどしか変わらないが、1か月以上早いペースでリハビリは進んでいる。新天地ではベッツ、フリーマンらとどのように切磋琢磨(せっさたくま)していくのか、同僚になる山本と化学反応を起こすのか―。キャンプ中には25年の二刀流復帰へ向けてキャッチボールなど投手のリハビリも進めることになる。今季も一挙手一投足から目が離せない。(安藤 宏太)

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