【クローズアップ建材・安全な暮らし提案】予測できる危険を避けて楽しく
1567号(2023/09/04発行)17面
家庭内で危険な場所や箇所を、すぐに思い浮かべられるだろうか。火災や、地震による家具の転倒のほか、何気ない日常でも、転倒などによって大事故につながることも。極力リスクを排除して快適に暮らしたい。
クローズアップ建材 安全な暮らし提案
住まいで注意したい危険はいくつかあるが、代表的なものは「火災」「落下」「転倒」だろう。火災は、代表的なキッチンコンロのほか、劣化したコンセントやコードからのトラッキングによる出火もある。予防には、火災報知器による検知はもちろん、一刻も早く火災のリスクとなる火元を断つこと。昨今は消し忘れ防止機能が付いたコンロや、コンセントがむき出しにならない電源タップも販売されている。
落下は、地震などで家が揺れた際に大きな棚から家電や食器、本などが落ちてきてケガをしたり下敷きになったりする恐れがある。家具の倒壊防止機能を強化することが必須だ。揺れが弱ければ、中のものが落ちてくる可能性も低く抑えられる。
転倒は、濡れやすい場所である浴室や外構、階段といった代表的な場所だけでなく、体調不良などの要素を考えると居室や廊下などあらゆる場所で起こりうる。動きに注意が必要な、幼児や高齢者が足を引っ掛けやすい段差や絡まるものは解消することが望ましい。
- 耐震ロックの取り付け可能なシステム収納
- キュビオス[パナソニック]
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壁面にユニットを固定し耐震に配慮した設計。地震などの揺れで倒壊しないよう、もしもの時の耐震性を高めている。割れた場合も破片が飛び散りにくい飛散防止フィルム貼りガラス扉を用意。被害をさらに軽減するオプション品として、揺れを感じると施錠する耐震ロックも設定。
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