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Thursday, August 24, 2023

須磨・連続児童殺傷事件の犠牲者追悼 安心、安全な地域へ誓い ... - 神戸新聞NEXT

像に向かって手を合わせる児童ら=神戸市須磨区友が丘8

 1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で亡くなった児童2人を追悼する「安全・安心コミュニティー像の集い」が24日、通称タンク山(同区友が丘8)であった。住民ら約100人が参列し、より安全なまちづくりを誓った。

 コミュニティー像は98年に須磨仏教会が建立したもので、ほほえみ寄り添う子ども2人の姿が刻まれている。事件の教訓が風化することを防ぐため、地元の北須磨団地自治会が毎年、地蔵盆の時期に合わせて法要を営んでいる。

 この日は地元の住民や学校関係者らに加え、北須磨児童館を利用する児童の有志15人も参加した。同仏教会の僧侶の読経が続く中、そろって手を合わせた。

 友が丘中学校の裏野健一校長(56)は「自分、仲間、地域社会を大切にする生徒を育てたい」と話した。

 同自治会は祭りや防災訓練の実施などを通して、地域の絆づくりに取り組んでいる。西内勝太郎会長(83)は「これからも感謝があふれる町になるよう、住民や行政と協力して環境を整えていきたい」と話した。(劉 楓音)

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