2023年3月27日
製造産業局
化学物質管理課
化学物質リスク評価室
公募概要
経済産業省では、令和5年度化学物質安全対策(毒性発現予測システムの活用促進に向けた課題等の調査)に係る入札可能性調査実施要領の受託者選定に当たって、一般競争入札(又は企画競争)に付することの可能性について、以下のとおり調査いたします。
事業内容
化学物質の安全性の評価は、従来、反復投与毒性試験など動物実験により行われてきた。しかし、動物実験は高額の費用や時間がかかること、また動物福祉の観点から、先進国を中心に化学物質の構造から毒性を予測するQSAR(定量的構造活性相関)などの代替手法の開発が進められてきた。一方で、これらの手法は、毒性発現機序との関連性が明らかでないといった課題がある。
このため、我が国では平成29年度から5カ年計画で「省エネ型電子デバイス材料の評価技術の開発事業(機能性材料の社会実装を支える高速・高効率な安全性評価技術の開発)」を立ち上げ、化学構造、体内動態及びインビトロ試験データと、インビボでの影響との組み合わせを学習データとして、毒性発現機序情報を提示可能な毒性発現予測システム(AI-SHIPS)を開発した。
本システムについては、その開発事業の終了時評価(令和4年11月)において、継続的な管理・運用に向けたマネジメント体制の整備や国際展開、将来の行政利用に向けた取り組み等を提言されている。
この提言等を踏まえ、令和5年度は本システムの社会実装に向けた自立的な運営や国際展開等に向けた対応について調査を実施し中長期計画案の作成等を行う。
対象者
- 入札可能性調査実施要領に記載の事業内容を実施可能な者。
公募期間
令和5年3月27日(月曜日)~令和5年4月17日(月曜日)
提出先、お問合せ先
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 製造産業局 化学物質管理課 化学物質リスク評価室
担当:清水
電話:03-3501-0080
E-MAIL:bzl-risk-gijutsu@meti.go.jp
※E-MAILにてご提出をお願いします。
最終更新日:2023年3月27日
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