ゲノム編集技術を使って、動物用のワクチンに不要なウイルスが含まれないようにすることに京都大学などの研究チームが成功した。27日、科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。より安全なワクチン製造への活用が期待されるという。
チームの宮沢孝幸・京大医生物学研究所准教授らはかつて、イヌやネコ用のワクチンの一部からRD114というウイルスを発見していた。
ネコの染色体に入り込んだ内在性レトロウイルスと呼ばれるもので、ワクチンに必要なウイルスを増やすとき、ネコの細胞を使うため、混じったとみられる。病原性は不明だが、接種により本来このウイルスを持たないイヌにも感染する可能性があった。
チームはこのウイルスが混入…
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