香港で新型コロナウイルスの感染が拡大し、中国本土に向かう人が出入境施設に押しかけている。「ゼロコロナ」政策のもと感染者が少なく、生活上の規制も少ない中国側に「逃避」する人が増えているためだ。ただ、中国側に入るためには事前の登録が必要で、希望者が殺到して予約が取れない状態が続いている。
「香港のコロナの状況は日に日にひどくなっている。安全な中国に帰る」
香港北部にある中国・広東省との出入境施設「深圳湾口岸」。15日午前、香港理工大で学ぶ中国出身の男子学生(22)は、リュックを背負い、大きなスーツケースを二つ引きずりながら本土との境界に向かった。今学期の大学の授業はオンライン形式となり、中国の実家で受講しても変わらない。「夏ごろまでは戻るつもりはない」という。
香港側の施設前では、こうし…
からの記事と詳細 ( 「安全な中国に帰る」 コロナ感染広がる香港から続々「逃避」 [新型コロナウイルス] - 朝日新聞デジタル )
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