福岡伝統の夏祭り「博多祇園山笠」は15日早朝、多彩な装飾を凝らした山車が豪快に街を駆け抜ける「追い山笠」でフィナーレを飾った。土砂降りの中、水法被に締め込み姿の「舁き手」たちが「オイサッ、オイサッ」のかけ声で重さ約1トンの山車を担いだ。勇壮な姿に、夜明けの街は熱気に包まれた。
追い山笠は博多の町ごとにつくる7つの「流」が「舁き山笠」と呼ばれる山車を担いで約5キロのコースを走る。夜明け前の櫛田神社の境内に「ドン」と大太鼓の音が鳴り響くと、一番山笠の「大黒流」が駆け出し、境内に立てられた旗の周りをぐるりと回る櫛田入りを披露。「博多祝い唄」を桟敷席の観客とともに合唱した。
昨年の追い山笠で舁き手の男性が死亡する事故が起きた。大黒流舁き手の松岡弘樹さん(40)は「子供からお年寄りまで安心安全な山笠になった」と安堵(あんど)の様子だった。
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