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Saturday, June 15, 2024

クリアできたら自慢していい! PS5で遊べる「死にゲー」7選 - 価格.comマガジン

「雑魚キャラでも油断すると即死」「異様に強いボスはクリアに数時間」「死ぬと物資全ロス」「悪魔的マップデザイン」「一瞬のミスでも命取り」など、ゲーマーのプライド高き心をいとも簡単にへし折ってくるゲーム、それが通称“死にゲー”。

しかし、高すぎる壁を乗り越えた先にある至高の達成感は、ほかのジャンルのゲームでは味わえないものがある。今回は、PS5で遊べる死にゲー7本を筆者の独断でピックアップしたので、ぜひチェックしていただきたい。

なお、PS5版が発売済みのタイトルを対象としており、PS4向けのタイトルは含めていない。

ELDEN RING

今世代機向けに登場した死にゲーの最高峰として君臨する「ELDEN RING」。フロム・ソフトウェアが2022年に発売した本作は、オープンワールドのフィールドデザインと、同社の名作死にゲー「ソウルシリーズ」のゲーム性を見事に融合し、同年の「Game of the year」(The Game Award)にも輝いた。

マップが広大でどこに行くのもプレイヤーの自由。それにより探索領域が非常に広く、自由な行動の末に辿り着く発見が、初見時は絶対に勝つことができないと思った強敵との差を縮めていく。

しかし、最終的には死にゲーの基本であるプレイヤー自身のスキルの向上が必要不可欠であり、それによって強敵を撃破できたときの達成感はとんでもないものがある。探索の自由度と、プレイヤースキルの必要性のバランスが恐ろしくよく取れているのだ。

死にゲーのひとつの完成形でありながら、オープンワールドの正しい活用法としても限りなく正解に近い答えであり、現代のゲームを語るうえで避けては通れない作品だ。

キャラクターとの会話や文書、逸話をとおして、世界の本性を徐々に暴いていく文学的な楽しみも込められているのも、本作がただのゲームではないと感じる点。オープンワールドの探索によってプレイヤーのスキルを補完する余地ができたことにより、数あるフロム・ソフトウェアの死にゲーの中で最も簡単と呼べる作品になっているので、死にゲー初心者もぜひチャレンジしていただきたい。

Demon's Souls(デモンズソウル)

死にゲーの「祖」である「Demon’s Soul」。こちらは、グラフィックをPS5向けにフルリメイクした作品だ。何回も死んで試行錯誤を繰り返し、折れない心を持って挑むという死にゲーの基本要素が集約されており、その世界を美しい最新グラフィックで楽しめる。

元々の作品が2009年にPS3で発売されたということもあり、手軽にプレイするのが困難であったため、本作のリメイクは非常に価値がある。原作ファンの人にとっては美しく甦った「Demon’s Soul」の世界を探索できるだけで興奮する点だろう。初見の人はすべての死にゲーの原点を最新機種で味わえる貴重な体験が待っているので、ぜひプレイしてみてほしい。

仁王2

「Demon’s Soul」の登場以来、さまざまなメーカーから高難度の死にゲーが登場したが、そのなかでも新感覚の要素を取り入れてヒットを飛ばしているのがコーエーテクモの「仁王」シリーズ。その第2作となるのが「仁王2」だ。

本作は時代設定が戦国時代。さまざまな妖怪や怪物と戦うのだが、最大の特徴はアクション性だ。守護霊の力を使用したカウンター技や、魂代という妖怪を召喚し、その力を一時的に借りる要素、多彩な武器や型による戦術の多様性、プレイヤーのアクションゲームスキルが如実に生きる死にゲーデザインとなっており、死にゲーの中でもかなり硬派な部類に入る。

戦国時代を生きた著名な偉人たちが美麗なキャラクタービジュアルで数多く登場するため、歴史が好きなゲーマーにもおすすめだ。

死にゲーでも非常に高難度な作品なので、初心者にはおすすめしづらいが、アクションゲームが好きな人はチャレンジしてみはいかがだろうか。

Thymesia(ティメジア)

「Thymesia」は、台湾のゲームスタジオOverborder Studioによって開発されたソウルライクなアクションゲームで、高難度ながらも快感ほとばしるアクションゲーム的面白さと、クリア時の達成感に重きを置いている。

疫病によって壊滅し怪物がはびこるヘルメス王国を舞台に、記憶を失った主人公コルヴスが自身の記憶を取り戻しながら王国を救うべく冒険を繰り広げる。「剣」「爪」「羽」と呼ばれる3種類の基本アクションを主軸にしながら、疫病の力も活用しつつ戦闘を進めるのだが、敵の体力ゲージと体勢ゲージの両方を削らないと撃破できない仕様が面白いポイント。

さらに、回避や弾きといったアクションの重要度も高いため、死にゲーとしてはかなり高難度だ。しかし、レベルが上がると習得できる技能を駆使し、敵の攻撃を防ぎながら隙を突くことで、次々と攻撃を加えていけるようになる。上達すれば、初見時は瞬殺されてしまう強敵もノーダメージで倒すことが可能だ。その難易度の高さと、極めがいのあるアクションゲーム性の相乗効果によって、ボス撃破時の達成感は非常に高いものがある。

10時間程度でのクリアも可能と、手軽に遊べるゲームでもあるので、興味がある人はプレイしてみては。

Lies of P

「Lies of P」は韓国のスタジオが手掛けたゲームで、童話「ピノキオ」をオマージュしている。韓国産ゲームならではの美麗なグラフィックが目を引くが、その内実は死にゲー好きをこれでもかとうならせる高難度アクションゲームだ。

最大の特徴は、分解して自分好みの武器に変化させることができる「武器調合」。武器の基本性能と、モーションを自由に組み合わせることで、さまざまな状況に柔軟に対応できるのが醍醐味だ。

さらに、主人公の左腕に装備されたもうひとつの武器・リージョンアームによって強力な技を発動できたり、「パルス電池」と呼ばれる独自の回復システムによって敵に攻撃を当てることで回復の使用回数が増えたりするのも、通常の死にゲーではあまり見られないユニークな要素。「ソウルシリーズ」に多大な影響を受けているため、重量感のあるモーションを採用している。

原作「ピノキオ」を再解釈するかのような物語も特徴。「嘘」というテーマに沿ったミステリアスなストーリー展開も見応えがある。

REMNANT II(レムナントII)

「Remnant ?」は純粋な死にゲーではないが、TPSとソウルライクをバランスよく融合したゲームとしてぜひ紹介したい。

大きな特徴はガンシューティング要素を盛り込んでいること。タイプの異なる銃を使い分け戦っていくのだが、弾薬制限などがあるため近接攻撃で敵を倒すことも重要になるゲームデザインだ。

こういった点が、TPSとソウルライクの融合を実現している部分にあたる。それに加えて、武器をカスタマイズでき、強敵に合わせた改造をその都度行う奥深さも兼ね備える。

また、マップの一部はランダム生成され、そのたびに構造が変わるというローグライク的な要素もある。これによって毎回新鮮な気持ちで探索ができるという面白さもあるので、繰り返しプレイするのにもうってつけの作品だ。

シングルプレイだけでなくマルチプレイにも対応。興味がある人はぜひ遊んでみてほしい。

STAR WARS ジェダイ:サバイバー

2018年に発売された「Star Wars ジェダイ:フォールンオーダー」の続編。「スター・ウォーズ」の世界をソウルライクなアクションゲームとして描いた作品だ。

本作はアクション性が非常に高く、ライトセーバーを振り回し、デュアルブレードやダブルブレードで敵を倒していく爽快感を味わえる。ほかのキャラクターとの合体技による特殊モーションもカッコよく、ジェダイになりたいファンの夢を叶えてくれるだろう。

前作からアクションは大幅に進化しており、探索や強化要素、サイドコンテンツなどもパワーアップしている。 本作に関しては難易度変更も可能で、ストーリーメインに楽しめるストーリーモードも用意されている。難しすぎてつまずいた際も、難易度を変更すれば挫折することなくクリアできるだろう。そのため、死にゲーとしてはある意味初心者にやさしい。スター・ウォーズが好きな人はぜひプレイしていただきたい。

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