福岡県の小学1年の男子児童が給食をのどに詰まらせて死亡した事故を受けて、道や札幌市の教育委員会は小学校や幼稚園に対し安全な食べ方などの指導を徹底するよう呼びかけています。
26日、福岡県みやま市の小学校で1年生の男子児童が給食をのどに詰まらせて亡くなる事故があり、うずらの卵による窒息が原因とみられています。
この事故を受けて、道教育委員会は27日、道内の小学校や幼稚園などに緊急の文書を出し、安全な食べ方の指導や応急手当ての方法などを確認し対応を徹底するよう呼びかけています。
また札幌市教育委員会でも市内の小・中学校や特別支援学校、あわせて298校に注意を呼びかけました。
市教委によりますと、2013年に当時小学2年の男子児童が窒息で死亡する事故があり、再発防止策としてまとめた指導マニュアルを改めて徹底するよう求めたということです。
この中では安全な食べ方として丸みや弾力など食べ物の特徴を理解し、ひとくちずつよくかむことや、競争しながら食べたりしないことなどが盛り込まれているほか、のどに詰まらせた場合には背中をたたくなど、緊急時の対応策も示されています。
札幌市教育委員会の泉照美栄養指導担当課長は、「一人ひとりの子どもの様子を教員が確認して万一に備えることが大事だ。危ないからこれも食べない、あれも食べないではなく、知識を身につけてどう食べるのがよいか気づきながら食べてほしい」と話していました。
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