◆プロボクシング ▽WBA世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・井岡一翔―同級6位ホスベル・ペレス(31日、東京・大田区総合体育館)
WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)が30日、都内のホテルで、挑戦者の同級6位ホスベル・ペレス(ベネズエラ)とともに前日計量に臨み、リミットから100グラム軽い52・0キロでクリアした。ペレスも52・0キロでパスした。
井岡は6度防衛していたWBO王座を返上し、6月にジョシュア・フランコ(米国)に挑戦、判定勝ちしてWBA王座を奪取した。今回が初防衛戦。
計量後、両者はフェースオフ(にらみ合い)を行い、12秒間、闘志をぶつけ合った。挑戦者と目を合わせた井岡は「相手もいいコンディションだと思う。ペレス選手は自信をもって挑んでくる。お互い、どっちが強いのか決着をつける。準備してきたものを出して、最善を尽くして勝ちたい」と話した。
当初はWBC王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)と統一戦交渉を進めていたが折り合わず。ペレスとの防衛戦となった。「次にどういう試合が待っているか分からないが、試合ができるという感謝を持ってリングに上がる」と決意を示した井岡は「必ず勝つように、体も心も作ってきた。あとは戦うだけ。全力を尽くす」と闘志を見せた。
今回が12度目の大みそか決戦。ペレスはエストラダのチーフトレーナーであるホセ・アルフレド・ガバジェロ氏の指導を受けているが、王者は「今年も戦えることに感謝したい。戦えるチャンスがあるということ、大みそかに自分の試合を楽しみにしている人がいるということ。リングに上がって戦っている姿を見せたい。いいパフォーマンスで必ず勝って、いい試合を見せたい。できればKO勝利で」と。2020年12月の田中恒成(畑中)戦以来となるKO勝ちに意欲を見せている。
戦績は34歳の井岡が30勝(15KO)2敗1分け、28歳のペレスが20勝(18KO)3敗。
試合はAbemaで無料生中継される。
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