富山県警は26日、安全安心な登山の普及を目指し、アウトドア用品大手「モンベル」(大阪市西区)と協定を結んだ。県警山岳安全課によると、同社が警察と協定を結ぶのは全国初。
店頭での啓発活動を協力して行うことに加え、モンベルが発行する雑誌に県警が実際の遭難事例や安全対策を寄稿する。県警の山岳警備隊員らが遭難者を運ぶ際に使用する「背負いバンド」の開発や改良でも協力する。
モンベルの辰野勇代表取締役はリモートで締結式に出席し「より現場の声、救助する側の声を反映していく」と意欲を見せた。県警の石井敬千本部長は「毎年、事故の7~8割を占める中高年への啓発活動が重要だ」と話した。
富山、新潟、長野、岐阜の4県にまたがる北アルプスでは、夏山シーズンを中心に、登山者の遭難や滑落事故が多く発生する。(共同)
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