ワシントン=下司佳代子
戦闘が続くスーダンから大使館員らの退避を完了させた米国は、国外への避難を希望する米国籍者への側面支援を進めている。政府主導の航空輸送には否定的だが、港へ陸路で向かう人たちのルートの上空に警戒監視などのための無人航空機(ドローン)を飛ばしたり、避難希望者が集まる港の沖合に米軍艦艇を派遣したりしている。
「大使館員の避難が完了してわずか36時間の間に我々は米国市民らと緊密に連絡を取り、陸路、空路、海路で安全な場所に移動しようとする人々に支援を提供し、利用可能なルートを促進し続けている」。ブリンケン米国務長官は24日、ワシントンでの会見でこう強調した。
米国は22日に3機の大型輸送ヘリをスーダンの首都ハルツームにある米国大使館の敷地に着陸させ、約70人の大使館員とその家族、少数の外国の外交官らを国外に退避させた。
一方、スーダン国内には約1…
からの記事と詳細 ( 港へ向かう人の安全な移動確保にドローン 米国の民間人避難支援策は:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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