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Monday, November 7, 2022

震災の語り部や研究者が安全なまちづくりで意見交換 宮古|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp

東日本大震災の教訓を生かしたまちづくりについて、震災の語り部や大学の研究者などが意見を交わす催しが宮古市で開かれました。

催しは宮古市の「市民交流センター」で開かれ、市の関係者など50人が参加し、オンラインでも議論の様子が配信されました。

▽語り部の活動をしている団体の代表と▽大学の研究者、▽それに宮古市の山本市長がパネラーとなり、県の新たな浸水想定や被害想定が発表される中、何がまちづくりに求められるのかというテーマで意見を交わしました。

この中で大槌町で語り部活動をしている団体の代表、神谷未生さんは体験を語り継ぐ活動について、「非日常のものである防災・伝承活動を日常に落とし込むことで、いざというときに命を守る行動につなげることができる」と述べました。

また、山本市長は県が発表した新たな想定について「これまで整備してきた防潮堤などは機能するものと考えて、生活を継続しながらも、最悪の場合にも市民の命を守れるよう対策を講じたい」と述べました。

主催した団体の原田吉信さんは「新想定の発表を受けてそれだけで終わるのではなく、多くの人が安全なまちづくりを自分のこととして考えるきっかけにしてほしい」と話していました。

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