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Tuesday, November 29, 2022

【公明新聞】安全な暮らしのために 防犯対策のコツ=18 盗聴 - 岩崎たかし(イワサキタカシ) | 選挙ドットコム - 自社

安全な暮らしのために 防犯対策のコツ=18
盗聴 

発見器は数千円で入手可能/安全生活アドバイザー 佐伯幸子 

 かつては「証拠がない」として「言った、言わない」が問題になっていたことも、今ではICレコーダーやスマートフォン(スマホ)の録音機能などで録音された音声が“動かぬ証拠”として物を言う時代になりました。

 同時に当人の許可なく勝手に録音されること、すなわち「盗聴」も起きやすくなりました。ペン型や電卓型、腕時計型など一見、分かりにくいものを使われてしまったら、自分の話が録音されているとは夢にも思わないでしょう。

 また、何者かに盗聴器を設置され、会話などを電波で飛ばして受信機で盗聴される場合もあります。特に電源タップなどに仕掛けられてしまったら、通常、電源タップを開けて中を見ることはないので、まず気付きません。電気も持続的に供給されるため、機器が壊れるまで、あるいは設置した者か誰かが取り外すまでは常に盗聴され続けます。

 実は、家庭内に盗聴器を仕掛けるケースは宿泊施設や事業所などよりも多いといわれます。設置・回収がしやすいという点があり、家族の素行や異性関係の調査、また相続問題などの利害関係が絡んでいる場合もあるようです。

 「盗聴されているのでは?」と疑うには根拠があるはず。特に高齢者の場合、「被害妄想じゃないの?」と思われることが少なくないため、盗聴されていると考える理由や不審な事柄を書き出し整理して、相談相手が納得できるような準備が必要です。簡易な「盗聴器発見器」は通販などでも数千円程度で購入できます。プロに依頼する場合は、高額な料金を請求したり、逆に盗聴器を取り付けたりするような悪質業者を避けるため、慎重に探し、作業中は目を離さないようにしましょう。

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