プロボクシング元3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)が29日(日本時間30日)、米ニューヨークのマディソンスクエアガーデン(Huluシアター)でWBC世界同級8位ジャーメイン・オルティス(26=米国)との同級12回戦を迎える。
28日(日本時間29日)には同地で前日計量に臨み、134ポンド(約60・78キロ)でパスしたオルティスに対し、ロマチェンコは134・6ポンド(約61・05キロ)と、いずれもリミット(135ポンド=60・78キロ)よりも少ないウエートでクリアした。
21年12月、リチャード・コミー(ガーナ)とのWBOインターナショナル同級王座決定戦に判定勝利以来、約10カ月ぶりのリングとなる。オルティスについて「若くて無敗で技術に優れたボクサーだ。以前、彼ともスパーリングしたことがある」と気持ちを引き締めながら恒例のフェースオフを終え、今年初のリングに備えた。
ロマチェンコは今年2月に母国のロシア軍侵攻を受けて領土防衛軍に入隊し、6月開催予定だった当時の3団体統一世界同級王者ジョージ・カンボソス(オーストラリア)への挑戦が中止となった。8月に米国に入ってトレーニングを再開していた。オルティス戦後は4団体統一ライト級王者デビン・ヘイニー(23=米国)への挑戦を希望している。
ロマチェンコと契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOは「土曜日の試合(オルティス戦)でロマチェンコがどこまで戻っているのかを見なければならない。彼がデビン・ヘイニー戦への準備ができているのか」と見極める方針を示していた。
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