ボクシングWBOミニマム級タイトル戦(22日、東京・後楽園ホール)で21日の前日計量で2・3キロもの体重超過となる49・9キロとなり、挑戦者資格を失った同級2位の石沢開(M・T)が22日夕の当日計量を行い、両陣営が設定したリミットの50・6キロちょうどでクリアした。これでタイトル戦は王者・谷口将隆(ワタナベ)が勝てば防衛成功としてカウントされ、敗れれば王座は空位になるという変則タイトル戦として開催されることが決まった。
計量を終え取材陣の前に現れた石沢は「このたびはプロとしてやってはいけないことをしてしまい、対戦相手、主催する方々、見てくださる皆さんにたいへんなご迷惑をおかけしました。深くおわび申し上げます。こうしてチャンスをいただいたからには全力を尽くしたいと思います」と深々と頭を下げた。
計量失敗の引き金となったのは、20日に体調不良となり、いわゆる”水抜き”減量ができなくなったため。体調は今も万全ではないというが「そんなことを言う資格はありません」と唇を結んだ。前日計量から700グラムしか増加が許されなかったため、前夜から何も食べず最低限の飲み物だけを摂取して当日計量を迎えたという。
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