横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（５４）に対し、日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）の鈴鹿ポイントゲッターズが、年俸など具体的な条件面を提示する正式オファーを出していることが１４日、分かった。１３日にカズが明かした来季所属先に求める３要素
〈１〉「経営者だけでなく監督からの評価」
〈２〉「天然芝の練習環境」
〈３〉「出場機会増の可能性」
の全てを“クリア”しており、複数クラブが獲得に乗り出す中で、有力候補となり得る。
鈴鹿はカズの兄・泰年氏（５６）が監督兼ＧＭを務めており、カズへのオファーは現場サイドの意向でもある。また、拠点となる専用グラウンドこそ保有していないものの、泰年氏の方針により、天然芝の環境での練習がほとんど。出場機会はカズのコンディション次第となるが、実質４部相当のカテゴリーとあって期待も膨らむ。
「１２月中に（去就を）決めたい」と話しているカズはこの日、大阪府内で２部練習による自主トレを消化。午前に強度の高いパス回しや約５０メートルのダッシュ１２本、午後には体幹強化や長距離走を行うなど精力的に汗を流し「（自主トレ）３日目で今日が一番負荷が高かった。いいトレーニングができている」と手応えを示した。
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