
「のぞき見防止」から見えたこと
先日、セキュリティ企業のラックが非常に分かりやすいソリューションを発表しました。テレワークの普及で注目されている、ある“攻撃”を、PCに内蔵されたデバイスで防ぐというものです。もしかしたら下記の画像を見ただけでも、ソリューションのイメージが湧くかもしれません。 このソリューションはPCに接続したWebカメラの映像を基に、マスクをしていても顔を認識し、登録された顔以外の視線が検知されたときに警告を出したり、ログとして映像を記録したりします。テレワークが普及し、オフィス以外での場所を選ばない働き方が進んでいるいま、自宅やカフェなどでの“のぞき見”を、マナーではなくITの力で防ぐというコンセプトのようです。 医療系や金融系など情報管理を厳しくせざるを得ない業界だけでなく、芸能人を使ったプロモーションを計画するプレゼンテーション資料など、のぞき見できたら思わずSNSに投稿したくなる情報を取り扱う人にとって、この仕組みは安心できるものでしょう。 PCやデバイスなどからのぞき見で情報を奪うことを「ショルダーハッキング」と言います。ハッキングと聞くと「高度な技術が必要」という印象を受けますが、ショルダーハッキングは誰もが、思わずしてしまう可能性がある攻撃です。 ラックの仲上竜太氏(サイバーセキュリティサービス統括部 デジタルペンテストサービス部)は「ショルダーハッキングを含むソーシャルハッキングのリスクは無視できず、不正アクセスによる逮捕者が利用する手口として知られている」と説明します。
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