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Sunday, August 1, 2021

羽田空港で保護のベラルーシ選手「安全な場所に置かれている」 IOC会見 - 東京新聞

7月30日、陸上女子100メートル予選に出場したベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手 (AP)

7月30日、陸上女子100メートル予選に出場したベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手 (AP)

 東京五輪のベラルーシ代表として2日の陸上女子200メートル予選に出場予定だったクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)が1日、強制的に帰国させるためチームによって羽田空港に連れて行かれたとされる問題で、IOCは2日の会見で、羽田空港で保護されたツィマノウスカヤ選手に対し、1日夜に面会したことを明らかにした。ツィマノウスカヤ選手は夜は空港のホテルで安全な環境下で過ごし、現在は「当局の保護下にある」としている。

 会見によると、ツィマノウスカヤ選手は1日夜、羽田空港で保護を求めたたため、出国対応で空港にいたの東京五輪・パラリンピック委員会の職員がサポートを行った。関係者の協力を得て「安全な場所に置かれている」という。

 また「16人のベラルーシの選手が帰国することになっており、彼女はその一人だった。いわゆる選手のルーチンの移動で帰国の途に就いていたと思う」と説明した。ただツィマノウスカヤ選手は2日に競技を控えており、なぜ空港にいたかについて「今はまだ不透明感がある」とし、ベラルーシのNOC(国内オリンピック委員会)に対し、書面での報告を求め、事実関係を調べる考えを示した。

 IOCは2日朝にもツィマノウスカヤ選手と話したという。「我々の限界の中で彼女の将来のプランをサポートしたい。オリンピックやスポーツに関してはサポートできる」とする一方、ベラルーシのオリンピック委員会に処分をするかについては「受け取った後にさらなる措置が必要か考える」と語った。

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