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Tuesday, March 24, 2020

聖火リレー見直し「安全な実施」望む声 - 読売新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月4、5日に岐阜県内で行われる東京五輪の聖火リレーは、予定通りに行うことが困難な見通しとなった。準備を進めてきたランナーや地元からは「中止となれば残念だが、仕方がない」と理解を示す意見が出る一方、「延期した上で完全なかたちでやってほしい」と望む声も上がった。

 八百津町で聖火ランナーを務める予定の関市の刀鍛冶「26代藤原兼房」こと加藤正文実さん(41)は、「聖火を運んだ体験をいずれ、工房の見学者たちに語るつもりでいる。中止となれば残念な気持ちもあるが、現状を考えれば仕方ない」と複雑な心境を吐露。「聖火リレーが本当にできるのかと不安に思っていただけに『やっぱりか』と感じる」と明かす。

 郡上市を走る予定の「渡辺染物店」の15代目、渡辺一吉さん(50)も「地元の友人たちから『頑張ってね』と声をかけてもらっているのに、中止となれば残念。自分なりの準備は続けていきたい」と話した。

 延期して、当初の予定通りの聖火リレーの実現を希望する声もある。

 県内最年長ランナーの一人で、下呂市でアンカーを務める元小学校長、赤梅昭三さん(91)は「今は感染を抑えることを第一に考えるべきだ」と指摘。その上で、聖火リレーに備え、毎日ジョギングに励んでいるといい、「半年後、1年後に聖火リレーが復活しても走れるように、練習を続けていきたい」と力を込める。

 大垣市のリレー走者で、ロンドンパラリンピック・ゴールボール金メダリストの中嶋茜さん(29)も「みんなが笑顔になれる形で行われることがベスト。延期して、安全な状態で予定通り実施してほしい」と期待する。

 聖火リレーが県内で最初に行われる中津川市馬籠では、馬籠観光協会女性部と地元の農産物加工グループが、沿道の観客に豚汁を振る舞う準備を進めてきたが、感染拡大を受け、計画を中止した。グループ代表の洞田梅子さん(71)は「今の状況では中止もやむを得ない。ただ、延期の可能性も残されているので目の前で聖火リレーを見たい」と話した。

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