卓球平野美宇 課題の初戦をクリアいい入りができた | 東スポWEB - 東スポWEB

　卓球女子の東京五輪代表・平野美宇（２３＝木下グループ）が〝最初の課題〟をクリアだ。

　１７日に行われた２０２４年パリ五輪選考ポイント対象大会・Ｔリーグ個人戦「ＮＯＪＩＭＡ　ＣＵＰ」初日（東洋大赤羽台キャンパス）のシングルス２回戦では、田村美佳（立命館大）に４―０で快勝。「初戦の中ではかなり足も動いていた。１ゲーム目から自分のやってきたことが少しはできた」と収穫を口にした。

　先月上旬の全農カップでは、初戦から小塩悠菜（星槎中）とフルゲームの死闘を演じた。初戦の難しさを改めて実感したからこそ「今回は１ゲーム目からしっかり１球ずつ自分のタイミングで処理をしていくと決めていた。なので前回大会の選考会（全農カップ）よりも１ゲーム目からしっかりいい入りができた」と自身の課題を克服してみせた。

　１８日は準々決勝から決勝まで行われる。「今回はいつもとスケジュールは違って、普段は３回戦まで１日目に終わるが、今回は明日の朝に３回戦がある。本当に気を引き締めて、明日の３回戦でまずは勝つという気持ちでしっかり準備をしたい」。一戦必勝で頂点をつかむことはできるか。

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