
今回の大雨で新潟県村上市の小岩内集落では土石流が発生し、住宅など5棟に被害が出ました。
集落では男性1人が大けがをしたものの、住民が避難し、亡くなった人はいませんでした。
集落では、過去の水害の経験をもとに高齢者に声をかけ、住民を少しでも安全が確保できる場所の民家へ避難させていたということです。
36世帯からなる村上市の小岩内集落で区長を務める松本佐一さんは午後8時ごろ、避難を呼びかける市の防災無線が聞こえたことから消防団と協力し、1軒1軒をまわって避難場所に移動するよう呼びかけました。
しかし、途中の道路が崖崩れで通れななくなり、いったんは集落の公会堂に避難したということです。
さらに、午後10時ごろになると、雨がさらに強まり川の水位も上がりました。
すでに周囲も暗く、足腰の悪い高齢者が集落の外に移動するのはかえって危険だと判断し、松本さんは公会堂よりも高く、なるべく沢から離れた集落内の民家に分かれて避難するよう指示しました。
村上市ではその後も猛烈な雨が降り続いて土石流が発生。
沢沿いの住宅が押し流されたり、住宅の中に土砂が流れ込んだりしました。
いったんは避難した公会堂にも土石流によって倒壊した住宅などが押し寄せてきたということです。
避難を呼びかけた松本さんの記憶には昭和42年の羽越水害の教訓があったといいます。
羽越災害では村上市などに大雨が降り、この集落の低い位置にある住宅は浸水などの被害を受けていたため、少しでも安全な場所に移動しようと考えたということです。
松本さんは「被害は大きかったが、犠牲者が1人もいなかったことが何よりだ。今回の水害も次の世代に語り継いでいきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 土石流が襲った集落 過去の水害の経験から地域内で安全を確保|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp )
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