テレビ長崎
長崎大学病院に21日、長崎県内初の施設「トリアージ ユニット棟」が完成しました。 新型コロナウイルスに感染した人の「診療の方向性」を、より安全な空間で決めることができます。 KTN記者 「新型コロナ陽性者の入院が必要かどうかの判断が、室内でできるようになりました」 長崎大学病院が約1億3000万円をかけ整備したのは、「特殊災害・新興感染症トリアージ ユニット棟」です。 「トリアージ」とは、重症度や治療の緊急度合いを見極める初期対応のことです。 これまで長大病院では、新型コロナに感染した人のトリアージを、屋外に設置したテントや仮設のコンテナで行っていましたが、雨や風、寒さ、暑さなどの影響で患者のからだへの負担が大きくなっていました。 21日完成したユニット棟は、診察室ごとに個別の空調と換気設備を設置。 さらに…。 「ビニールカーテンを閉じることで、中の空気と外の空気が混じらないようになっています。陰圧ってことです」 メリットは医療スタッフ側にもあります。 長崎大学病院 感染制御教育センター長 泉川 公一 教授 「今後、空気感染するような危ない感染症が出てくる可能性がある。医療者の身を守るという意味で、空気の流れを調整できる施設はありがたい」 ユニット棟は感染症病棟に直結しているため、スムーズな治療にもつながります。 11月から稼働予定で、感染症だけでなく地震などの自然災害時にも対応できるということです。
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