大津市の交差点で散歩中の保育園児ら十六人が死傷した事故から、八日で二年となる。県警は各保育園などと協力して散歩ルートの安全確認を進め、ソフト面での事故防止に取り組む。市は道路の安全対策工事を進め、新型コロナウイルスの影響で一年遅れたが、三月で終了。一方、二〇二〇年度中に予定していた交通安全を巡る条例制定は、二一年度中に延期となっている。 (北村大樹、柳昂介)
「散歩中は子どもだけでなく、周りの車にも注意して」。七日、大津署員が市内の一里山ひかり保育園の保育士と園児の散歩に同行し、歩きながら助言した。署交通一課の青木洋明巡査部長は「子どもが巻き込まれる事故をゼロにするため、まず先生たちが交通安全の知識を身につけてほしい」と話す。
署は昨年から、保育士らへの交通安全の助言に力を入れる。管内三十五の保育園などで、散歩ルート周辺で過去三年間に起きた交通事故を示す「おさんぽ安全マップ」を作成。保育士らが交通ルールや安全な散歩の方法を学んだ後、実際に園児や署員と一緒に散歩する。散歩同行は五カ所で実施したが、署管内に約百五十の保育施設があり、取り組みは始まったばかりだ。
市も事故後、各園の散歩コー...
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